シャープのヘルシオシリーズから新しく24Lのモデル「AX-U1C」が11月に発売されることになりました。
「AX-U1C」と30Lのベーシックモデル「AX-N1C」はどちらも“水で焼く”過熱水蒸気調理ができる人気モデルですが、
サイズやセンサー、搭載機能には細かな違いがあります。
主な違いは次の9つです。
- 容量・サイズ・重量:N1C の方がひと回り大きく、庫内容量も多い。その分設置スペースの確保が必要。
- 加熱方式:U1C は過熱水蒸気のみ、N1C はそれに加えて熱風コンベクション機能がある点が差。
- 温度域・発酵モード:N1C は最高温度 300℃運転対応、発酵モードの幅も広い。
- センサー構成:N1C に赤外線センサーを追加。
- メニュー数:N1C はメニュー・自動メニュー数ともに多め。
- 外形寸法・庫内有効寸法:前後・左右・高さとも若干異なるため、キッチン設置で注意が必要。
- 追加仕様:ソフトダンパーなど、細かい使い勝手仕様の違いもある。
- 高温運転制御:高温領域での制限や温度自動切換えの仕様に違いが見られる。
- 価格:価格は変動するが、30LのN1C の方が高い傾向がある。
この記事では、AX-U1CとAX-N1Cの違いを比較しながら、どんな人にどちらがおすすめなのかを分かりやすくまとめました。
AX-U1Cがおすすめな人
🔸 一人暮らし・夫婦世帯向け
🔸 コンパクトに置きたい人
🔸 シンプル操作で十分な人
AX-N1Cがおすすめな人
🔹 家族世帯・料理好き向け
🔹 メニューの数が多い方が良い人
🔹 高精度の仕上がりを求める人
本文で詳しく説明していますので購入を迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
新発売26LモデルのAX-U1C
30LベーシックモデルのAX-N1C


30LAX-U1CとAX-N1Cを徹底比較!9つの違いを解説
30Lサイズでスペックの違いを展開していたシャープのヘルシオですが、新しく26LAX-U1Cが発売されることとなり、これまでの30LサイズのベーシックタイプAX-N1Cとの違いを比べてみました。
主な違いは次の9つです。
- 容量・サイズ・重量:N1C の方がひと回り大きく、庫内容量も多い。その分設置スペースの確保が必要。
- 加熱方式:U1C は過熱水蒸気のみ、N1C はそれに加えて熱風コンベクション機能がある点が差。
- 温度域・発酵モード:N1C は最高温度 300℃運転対応、発酵モードの幅も広い。
- センサー構成:N1C に赤外線センサーを追加。
- メニュー数:N1C はメニュー・自動メニュー数ともに多め。
- 外形寸法・庫内有効寸法:前後・左右・高さとも若干異なるため、キッチン設置で注意が必要。
- 追加仕様:ソフトダンパーなど、細かい使い勝手仕様の違いもある。
- 高温運転制御:高温領域での制限や温度自動切換えの仕様に違いが見られる。
- 価格:価格は変動するが、30LのN1C の方が高い傾向がある。
U1CはベーシックタイプN1Cの容量が少ないだけの違いかと思ったら、細かい違いは思ったよりありますね。

一つずつ詳しく見ていきましょう
違い❶ 容量・サイズ・重量
LAX-U1C | AX-N1C | |
---|---|---|
総庫内容量 / 調理段数 | 26 L(1段調理) | 30 L(1段調理) |
“1 段”という点は共通しています。ただし容量は26Lと30Lということで4Lの差があります。
違い❷ 加熱方式
LAX-U1C | AX-N1C | |
---|---|---|
オーブン・グリル加熱方式 | 過熱水蒸気(ヘルシオエンジン) | 過熱水蒸気 + 熱風コンベクション併用 |
N1C のほうが “熱風コンベクション” も併用となっています。
違い❸ 温度域・発酵モード
LAX-U1C | AX-N1C | |
---|---|---|
オーブン温度調節範囲 | 100~250℃、スチーム発酵・発酵(35・40・45℃) | 100~250・300℃、スチーム発酵(35・40・45℃)・発酵(30・35・40・45℃) |
N1C はより高温(300℃運転)も可能、また発酵設定の幅も広くなっています。
違い➍ センサー構成
LAX-U1C | AX-N1C | |
---|---|---|
搭載センサー・追加センサー | らくチン!(絶対湿度)・温度センサー | 赤外線・らくチン!(絶対湿度)・温度センサー |
N1C には赤外線センサーが搭載されています。
違い❺ メニュー数
LAX-U1C | AX-N1C | |
---|---|---|
掲載メニュー数 / 自動メニュー | 90 / 88 | 121 / 111 |
N1C の方がメニュー・自動メニュー数が30くらい多いということが分かります。
違い❻ 外形寸法・庫内有効寸法
LAX-U1C | AX-N1C | |
---|---|---|
庫内有効寸法 | 幅 384 × 奥行 323 × 高さ 215 mm | 幅 400 × 奥行 320 × 高さ 230 mm |
外形寸法 | 幅 480 × 奥行 395 × 高さ 350 mm | 幅 495 × 奥行 445 × 高さ 390 mm |
質量(重さ) | 約 17 kg | 約 21 kg |
表のとおりU1CよりN1Cの方が一回り大きく重いですね。
庫内も幅/高さとも若干N1Cが余裕があります。
違い❼ 追加仕様
LAX-U1C | AX-N1C | |
---|---|---|
追加機能・付加仕様 | - | ソフトダンパー搭載 |
30Lクラスに搭載されているソフトダンパーはU1Cにはありません。
違い❽ 高温運転制御
LAX-U1C | AX-N1C | |
---|---|---|
温度維持制限(高温運転時間制限) | 220℃以上では一定時間後に温度低下(210℃へ自動戻す)仕様あり | 300℃運転時は 240℃以上の運転時間に制限あり(約5分間)、その後自動で 230℃へ切換 |
高温運転時の制御仕様がモデルによって異なる可能性があります。
違い❾ 価格
LAX-U1C | AX-N1C | |
---|---|---|
価格 | 97,000円前後 | 115,300円前後 |
値段は細かい仕様や性能の違いと容量やサイズの違いから、30LモデルのN1Cの方が高くなっています。



思ったより細かな違いがありますね
新発売26LモデルのAX-U1C
30LベーシックモデルのAX-N1C




AX-U1CとAX-N1Cに共通の機能や特長
どちらもヘルシオの基本機能を搭載したモデルです。



カラーは2機種ともにホワイトとブラックの2色展開となっています
生成AI活用 クックトーク&無線 LAN機能
生成AIを活用し音声対話が可能な調理レシピサービスクックトークが搭載されています。
自然な会話で調理をサポートしてくれます。
また買った後でも新しいメニューが増やせます。
水で焼くウォーターオーブン(過熱水蒸気調理)方式
シャープのヘルシオシリーズの基本として、高温の過熱水蒸気を庫内に充満させて調理する方式を採用。
これにより食材の中心までしっかり熱を通しつつ、うるおいを保った仕上がりを実現することを目指しています。
「まかせて調理」などの自動調理機能
ヘルシオシリーズでは、食材の温度・状態・量をセンサーで読み取り、自動で加熱条件を調整する「まかせて調理」機能を使えるます。
特に、冷凍/冷蔵/常温の混在食材を同時に調理できるような過熱水蒸気の特性を生かした自動運転という考え方は、ヘルシオ全体の共通コンセプトとなっています。
らくチン!センサー(絶対湿度センサー)等のセンサー制御
庫内の蒸気量(湿度)や温度を感知して、最適な加熱・停止を制御するらくチン!センサー(絶対湿度センサー)を搭載しています。
N1C では赤外線センサーも併せて使われる設計です。
食品があたたまることで発生する蒸気を検知して、1人分でも4人分でも分量設定不要で自動で調理できます。
しかも、レンジ加熱可の容器であれば、ガラス製でもプラスチック製でも使うことができます。
新たに、冷凍食材を使ったメニューにも対応できるようになりました!(らくチン!ベジ、煮物、中華、カレー、パスタ、スープなど)
あたため・解凍機能の強化 / おいしさ復元
惣菜などをできたての風味に戻す「ヘルシオあたため(おいしさ復元)」など、冷めた食材を温め直して風味を保つことが出来ます。
揚げ物や焼き物、パンもリベイクできます。
フライパンやお鍋を使わずにサッと調理できるワンディッシュメニューや、冷凍の肉や食品の解凍やあたためも便利です。
使いやすさ
加熱水蒸気調理では油汚れが気になる焼き物調理もレンジは使わないので、アルミホイルを敷くことで、後片付けがラクになります。
また蒸気のチカラで庫内のお手入れも簡単にできます。
その他の共通機能や特長
その他にも「省エネ基準達成」「待機時消費電力ゼロ」「電源オートオフ機構」など、省エネルギーや消費電力低減の嬉しい配慮がなされています。
また左右・後ろに空間を空けずピッタリ置きが出来るようになっているところも、設置のスペースを考える上では嬉しいところですね。
新発売26LモデルのAX-U1C
30LベーシックモデルのAX-N1C




AX-U1CとAX-N1Cどっちがおすすめ?
AX-U1CとAX-N1C、どちらがどんな人におすすめなのかを見ていきましょう。
AX-U1C はこんな人におすすめ
― コンパクトでシンプルにヘルシオを使いたい人向け ―
特徴 | 内容 |
---|---|
少人数・単身・夫婦世帯向け(1〜2人) | 庫内容量26Lとコンパクト。大皿や角皿一枚の調理が中心の家庭にちょうどいいサイズ。 |
操作がシンプルで扱いやすい | 基本的な「まかせて調理」「ヘルシオあたため」「クックトーク」などは搭載しており、迷わず使える構成。 |
“水で焼く”ヘルシー調理を体験したい初心者向け | 過熱水蒸気による“揚げない揚げ物”や“ノンフライ調理”など、ヘルシオらしい調理を気軽に楽しめる。 |
設置スペースを取りたくない人 | 外形寸法が小さめ(幅48cm × 奥行39.5cm × 高さ35cm)で、一般的なキッチンボードにも置きやすい。 |
コスパ重視派 | 上位機能(熱風コンベクションや赤外線センサーなど)は省き、必要十分な機能を低価格でまとめたモデル。 |
🔸 まとめると…
「多機能すぎるのは不要。ヘルシオの過熱水蒸気をコンパクトに使いたい」
そんな方に最適。
単身者・共働き夫婦・高齢者世帯にも扱いやすい設計です。
AX-N1C はこんな人におすすめ
― 料理の幅を広げたい・本格オーブン調理もしたい人向け ―
特徴 | 内容 |
---|---|
家族世帯・料理好き向け(2〜4人) | 30Lで庫内も広く、高さもあるため、大皿・天板調理や大きめのパン・ロースト料理にも対応。 |
300℃対応&熱風コンベクション搭載 | 本格的なオーブン調理が可能。パン・ピザ・グラタン・お菓子作りなどに強い。 |
赤外線+湿度+温度センサーの多重制御 | より繊細な温度管理・加熱ムラの少ない仕上がりを求める人に。焼き色や食感の再現性が高い。 |
発酵モードの幅が広い(30〜45℃) | パンや発酵スイーツづくりに向いている。手作り派・お菓子づくりにも最適。 |
メニュー数・自動メニューが多い | 自動メニュー数が多く、調理サポートを重視するユーザー向け。音声サポートやメニュー追加も豊富。 |
使い勝手も上質(ソフトダンパー扉など) | 高級感と静かな操作性があり、頻繁に使う人でもストレスが少ない。 |
🔹 まとめると…
「日常のあたため+本格オーブン調理まで幅広く使いたい」
「家族分の調理を1台で済ませたい」
といった人におすすめ。上位志向・料理好きに向いたモデルです。
迷ったら?
- 置き場所と人数を基準に選ぶのが一番確実です。
- 1〜2人暮らし:→ AX-U1C
- 3〜4人以上・お菓子やパンも焼きたい:→ AX-N1C
- 「冷凍食材も混ぜてまかせて調理したい」「より正確な焼き加減を出したい」なら AX-N1C。
新発売26LモデルのAX-U1C
30LベーシックモデルのAX-N1C




まとめ
AX-U1CとAX-N1Cの主な違いは、次の9つです。
- 容量・サイズ・重量:N1C の方がひと回り大きく、庫内容量も多い。その分設置スペースの確保が必要。
- 加熱方式:U1C は過熱水蒸気のみ、N1C はそれに加えて熱風コンベクション機能がある点が差。
- 温度域・発酵モード:N1C は最高温度 300℃運転対応、発酵モードの幅も広い。
- センサー構成:N1C に赤外線センサーを追加。
- メニュー数:N1C はメニュー・自動メニュー数ともに多め。
- 外形寸法・庫内有効寸法:前後・左右・高さとも若干異なるため、キッチン設置で注意が必要。
- 追加仕様:ソフトダンパーなど、細かい使い勝手仕様の違いもある。
- 高温運転制御:高温領域での制限や温度自動切換えの仕様に違いが見られる。
- 価格:価格は変動するが、30LのN1C の方が高い傾向がある。
まとめると、
U1Cは“コンパクト&シンプル派”、N1Cは“本格&こだわり派”といえます。
- AX-U1C … コンパクトサイズで設置しやすく、基本機能も充実。
日常使いメインの一人暮らしや少人数世帯にちょうどいいモデル。 - AX-N1C … 熱風コンベクション&赤外線センサー付き。
本格的にパンやお菓子、ロースト料理を楽しみたい人におすすめ。
どちらも「まかせて調理」や「ヘルシオあたため」など人気機能は共通なので、設置サイズや家族の人数をチェックの上、使いやすさ重視ならU1C、料理の幅を広げたいならN1Cを選べば間違いなしです。
新発売26LモデルのAX-U1C
30LベーシックモデルのAX-N1C

